最近買った漫画[2018.3]
北北西に曇と往け
とにかく絵がいい。
舞台はアイスランド。主人公は17歳の探偵。一巻はキャラと国の紹介、それと話の本筋(多分)の導入な感じ。二巻で話が膨らむのかと思いきやこちらはまるまるアイスランド観光。でも話は進まないのかがっかりーということもなくむしろめっちゃアイスランド行きたい!肉食べたい温泉入りたい生まれたての大地に立ちたい!
あと、一冊かけて舞台の説明をするの、多分意味がある。わざわざアイスランドで探偵ものをする意味、というものを深める巻だと思う。
まあ仮にそんな意味がなくても話が進まなくても二巻はとてもよい巻ですよ。作者の画力と表現力が本当にすごい。
とにかく絵がいい(二回目)。
ブルーピリオド
東京藝大受験まんが。日本最難関の大学である藝大を高校二年生で絵画に目覚めた主人公が目指す…というストーリー。お絵描きがうまくなるハウツーものではなく「藝大受験」を軸にしているところが新しい。もちろん性質上ハウツーもあるけど、上手く描くコツを教えるのではなく、作品として、芸術としてどうかとかという一段上の話がなされて興味深い。
主人公のキャラ作りがいい。チャラ男くんで不良遊びにいそしんでいるんだけど勉強はきっちり。彼は対人関係も学生の本業もノルマをクリアする感覚でけっこう頑張っているので、要領良いね、みたいな評価は虚しい。
そんな彼が絵を描くということに出会います。元々能力は高い設定なので、高校二年生とという遅すぎるスタートだけどある程度とんとんいくのが読んでてストレスなくていい。というかとても頑張って描くのでこっちも応援する気持ちがむくむくします。自分も何か頑張りたいって思っちゃう。
「好きなものを好きっていうのって 怖いんだな…」
「その時生まれて初めて ちゃんと人と会話できた気がした」
ランウェイで笑って4巻
心ちゃんも可愛いし千雪もいっぱい出たし満足。ほんとうに漫画力の高い作者さんなので読んでて気持ちいい。次巻の気になりようがすごい。パジャマって…?
ナナマルサンバツ15巻
ついに作中に「ナナマルサンバツ」が出た…。アツい…アツすぎる…。大好き…こういうタイトルが最終話のサブタイトルになるみたいな演出さいこう…。とはいえこれ最終巻ではないのでまだ続きます。長くなるとダレがちな部活ものですがずっと面白くてすごい。
ゴールデンカムイ13巻
変態博覧会もいったん終了で本筋に戻りますのでストーリー重視派にも嬉しい。でもお色気担当のセクシーマタギは健在ですのでサービス重視派にも嬉しい。1巻の時点ではこんな漫画になるなんてみんな思ってなかったよね…。しゅき…。